2019年の冬、エリザベートの生きた軌跡が見たくて、オーストリアへ行きました。
その時の、ベルヴェデーレ宮殿内にあるオーストリアギャラリーで所蔵している、エリザベート関連の絵画についてのまとめです。
オーストリア・ギャラリーで所蔵しているエリザベートの絵画
Franz Russ der Jüngere「エリザベート皇后」
即位したての若き日のエリザベートかしら。
こちら、私が見に行った時は展示されておらず。
Theo Zasche 「エリザベート皇后」
こちらは、歳を重ねてからなような気がしますね。
黒いお洋服を着ているから、おそらくルドルフ亡き後のエリザベートかな。
Georg Martin Ignaz Raab 「エリザベート皇后」
定番の絵画!
見た事ある~~~!って思うエリザベート。
フランツと対になるように展示されていました。
Franz Xaver Winterhalter 「エリザベート皇后」
こちらもど定番。
エリザベートと言えばこの絵画。
ミュージカルのお衣裳になっている、あのドレス!!!
この絵、王宮にも王宮家具博物館にもレプリカはあったのですが、滞在中、本物を見ることはできませんでした。残念。
【番外編】アントン・ロマコ 「エリザベート皇后とセントバーナード」
ちょっと悪意のあるような描き方を感じてしまう、このエリザベート。
なんだか間延びしているし、表情も怖そう。それに全然エリザベートらしくないドレス…。
…と思ったら、こちらはオフィシャルで発注した絵画では無く、エリザベート直接見たことの無い画家が描いた絵画のようです。
このアントン・ロマコという画家、この絵以外は素敵な作品が沢山ありました。なんでもゴヤの影響を受けていた、と聞いて納得。このエリザベートの絵画にも、なんだかゴヤ感がでているなぁ、と。
基本的にエリザベートのグッズやポストカードって、オーストリアギャラリーのお土産屋さんでは販売しておらず、宮殿のお土産屋さんへ行かないの手に入りません(当時の情報です)。でも、このポストカードはオーストリアギャラリーで販売されていました。購入しませんでしたが…。
私が出会えた絵画
私が滞在中にみることができたのは、この2点。
1点目の肖像画を見ることができた時は、やっぱり本当に嬉しかったです。
全体的に、エリザベートの肖像画はレプリカの展示が多いなぁ…って印象です。
そして、王宮内等にあるエリザベートが使用していた本物の私物やドレス等は、写真撮影が基本NG。
エリザベート関連の展示に関しては、かなり厳しめの印象を受けました。
それだけエリザベートのファンが多いのかもしれません。
ウィーンへ観光へ行くと、
エリザベート、モーツァルト、クリムト
の3強が、街のいたるお土産屋さんに並んでいて、滞在が長くなるごとに、「今日もお疲れ様です」と声をかけたくなりました。笑
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