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3.11に思うこと、いつも考えること

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10年前の今日、私はまだ学生でした。
津波や火災、この世の情景とは思えないものがテレビに映っていたこと、一生忘れないです。

人っていつどうなるかわからないなって。
闘病の末…というのは自分の持ち時間の目安がわかる分、できることもあるのではないのかと思うのです。
でも、こんな風にある日いきなり自分が消えるってこともある。
初めて人生で命を身近に感じた日でした。

そんな中で、心掛けるようにしていることは、
家族や周りの人を大切にしたい。優しくしたい。
ありきたりだけれど、やっぱりこれに尽きるな、と。

まずは、自分自身が健康でいられるように、必要以上に自己否定をしたり体を酷使して自分をいじめないこと。

そして、周りの人を大事にすること。
何かあった時に、迷わず、忖度なく手を差し伸べられる人でいられること。

(勿論、悪意のある人や一緒にいて傷付く人からは今直ぐ逃げたほうがいいし、何かあった時にいつでも逃げられるように、選択肢を狭めない為に、経済力をつけて自立していることも大切ですよね。)

ここ数年で切実に思うのは両親を大事にしたいな、ってこと。
全然良い娘ではないし、きっと育ってほしいと思ったようには育ってないし、綺麗ごとに聞こえるかもしれないですが、本当にできることは助けてあげたいな、と思ってます。
とはいえ、なかなか余裕がない時も多いので反省してますが…。
きちんと親孝行できているかな?って時々振るようにはしてます。

私、ライフイベントって選択の自由だと思うので、結婚も出産も別にしなくてもいいと思っている派です。
(セクシャルマイノリティや体質の違いだってあるし、人と人だから縁やタイミングもある。社会に貢献できる別の方法って山ほどありますからね。)
でも、親孝行だけはきちんとしてあげたいなぁ、と。

少し話がそれるかもですが、
日本人って、
社会人は実家を出て一人暮らしをしていることが自立している
とみなされがちなことに、昔からかなり疑問を感じてます。

家庭事情や仕事の理由なんかで、一緒に居たくても居られない家族も多いと思うのです。
もし、経済的にも家事等の作業面でも、仲良くシェアしたり助け合って限られた時間を楽しく過ごせるのであれば、そっちのほうがずっと豊かなんじゃないかな、って。

日本人って、すっごく世間体や肩書を気にしやすいと思うし、「実家暮らしは自立できない人」っていう感覚を埋めつけて利用することで、業者が不動産を売りさばこうとしているように見えてしまうのです。笑
(私は不動産でご飯を食べているのですが、年々純粋な気持ちで建築を見られなくなってきました…笑)

話を戻しますね。(失礼しました)

あとは、
防災備蓄・避難場所の確認をしよう
住む場所はよく調べて慎重に選ぼう

ってことです。

なんか偉そうに書いてしまっていますが、自分への戒めです。
こんなにも震災の起きやすい地域で、私は世に建物を生み出す側の仕事をしています。
3.11から10年経っても、「起きる、絶対起きる」と言われている首都直下型地震は起きていません。
常に震災のことを考えて行動できなくなる必要はないけれど、心構えは必要だな、と。
そして、お家を買う時、この職業で言うのもなんですが、借金してまで家は買わなくていいと思ってます。

後、驚いていることは、本当に思ったより急激にIT化が進んだこと。
こんなにもPhoneが普及して、もし、被災しても大事なデータはiCloudに残っている。
改めて考えると凄いんだよなぁ。

日本に生まれてこられた時点でとっても恵まれているし、「当たり前」の基準が高くなりがち。
忘れた頃に、いつも身をもって気付きます…。

…ということで、今日は少しまじめに本音で書いてみました。
明日からはまた通常営業に戻ります。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました!
また明日。

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オルキデ

服飾とアートと旅が好きなアラサーによる雑記。たま~に、大人バレエの話も。
 
洋裁、編み物、美術鑑賞を楽しみに生きる会社員の日常。
コロナ禍でシンプルでシックな生活に憧れるようになりました。
アンティークが大好きです。
 
お問合せ:maison.orchidee21@gmail.com
 

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