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野呂英作の毛糸で編む、ドラマティックな円形ショール(毛糸だま2018年冬号より)

服飾
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去年はプルオーバーやカーディガンを沢山編んだので、今年は羽織物、巻き物類から始めたいな…と計画中です。

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憧れのNOROヤーン

今季第2段は、大好きな野呂英作さんの毛糸で、ドラマティックな円形ショールを編みました。

華やかなドレスの羽織になりそうな円形ショールも、優しい風合いとグラデーションのNOROヤーンで編むと、不思議とカジュアルな普段着に馴染む気がします。

NOROヤーンは、学生の頃から本当に本当に憧れで…、でも高価でプルオーバーやカーディガンを編むほどの玉数を買うのは気が引けてしまっていました。社会人になってからクーポン等をなるべく上手く活用して、憧れの毛糸で作品を作りました。

HPを見ると、こんなにも手間のかかる、丁寧で優しい手仕事をしているんだもの…これくらいの価格設定になるのも当然ですね。

被服の勉強をしていると、「これはどこでどのように作られたのだろう」と、考えながらものづくりをすることの大切さを改めて感じます。

最近、通信大学の勉強で、染料の身体被害の勉強をしました。

少し前、アジアの安価で有名な通販サイトの製品から発がん性のある物質が確認されてニュースになりましたね。この手の物質は直ぐに病気を発症するのではなくて、ゆっくり体内を蝕んでいくらしい。

用途に合わせて染料は規定があること
対象年齢によって染料含有規定が異なること
正しい知識を身につけることは自分自身の身を守ること。

安いもの、高いもの、それぞれの値段には理由があるもの。既製品のみではなくて、生地も毛糸も、きちんと自分で判断しないといけない、そんなふうに改めて感じました。

 

 

さて、話が脱線しましたが、今回編み上げるのは、「何を作ろうかな…」と考えながらも、かれこれ3年くらいは寝かせてしまっていたこの毛糸。

折角の購入した毛糸も、使わないで置いておいては毛糸が泣いてしまう…。深いブルーのグラデーションは、華やかなかぎ針編みのショールが良く似合うはずです。

制作記録

裾部分にかけて、パイナップル模様を編んでいきます。

仕上げにフリルを追加します。

完成。

円形ショールの、波打つような美しいフレアは何歳になってもときめきます。

編み図

毛糸だま 2018年冬号


裾部分のみ、フリルを追加しました。

使用した毛糸

野呂英作「あづみ」 13番色

※今は廃盤になってしまっているようです。

 

12月に入っても、中々真冬らしい気候になってくれませんが、最近ようやくウールのコートが丁度良くなってきましたね。このショールも沢山着て、お出かけしたいです。

制作記録をYouTubeにUPしました。

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