去年も散々編んだけれど、今年も沢山編みたい大好きな冬物ニット。
私にとって、編み物は日常であり、最大の癒しです。
モヘア愛を語る
まず今年の冬物の最初は、5年振りにモヘアの毛糸で制作しました。
モヘアの毛糸は、自然で上品な光沢がまるでパールのようだな…、と、贅沢でうっとりしてしまいます。
真冬のお洋服を作る時に、あまりのも暖かすぎて
この天然素材は本当に凄い!
…と驚いたのがモヘア。
軽いし、とてつもなく暖かくて、何より見た目もふわふわでとっても可愛い過ぎます。
モヘアの毛糸とは、正式にはアンゴラヤギの毛を使用したものを指します。
ちなみに…
「モヘヤ」と呼んでも、「モヘア」と呼んでも、両方正しいらしい。(私はいつも「モヘア」と呼んでいます。)
昨今の動物愛護の動きも相まって、モヘア素材のニットの既製服は、徐々に見なくなっている気がします。
必要な物を必要な分だけ。
どのような経路で作られたものなのか買う側も責任を持つ。
そんな風にして、大好きなモノづくりに向き合っていきたいものです…。
編み物をするときも、モヘアの毛糸は上級者向き。
ふわふわな毛足の長い糸は、
編み目を落としやすかったり
間違えて編んでしまっても解きにくくて編み直すのが難しい…。
ということで、今回は以前編んだことのある大好きなシルエットのカーディガンを、数年振りに編んでみることにしました。(編んだことのあるレシピならスラスラ編めるだろう…という作戦)
制作風景
身頃編
この毛糸…実物はもう少し温かみのあるエモい感じの色なのですが、写真となると、なんだかくすんで見えてしまいます。絵画などもそうですが、色味を正確に記録するのって難しい…。
輪針で通しで編めるのはここまで。なるべく閉じ目が目立たないように仕上げたいので、輪針は本当に助かります。
ここから先は、右前身頃、左前身頃、後ろ身頃…と別々に編みます。
後ろにもしっかり模様が入りました。何度編んでも大好きな模様です。
続いてお袖編
仕上げに、お袖を閉じます。
モヘアの毛糸は繊細なので、かぎ針編みで編みながら閉じないとちぎれてしまいそう…。
最後まで丁寧に仕上げます。
いつものウールの毛糸に慣れていると、モヘアは羽のように軽く感じる…
制作ダイジェストはYouTubeにUPしました。
完成
暖か~い!
モヘアの暖かさ、本当に凄いです。
優しい風合いのモヘアのカーディガンが完成しました。
これからが冬の寒さの本番。沢山着たいと思います。
実は、数年前に同じ毛糸でショールも作りました。こちらも暖かくて重宝しています。(旅行にも沢山持ってい言った、思い出が沢山詰まった子です)
編み図
今は無き、大好きだったマガジン。また再開しないかなぁ…。
他の毛糸で編んだ作品の記事はこちら。
使用した毛糸
パピー「ユリカモヘア」311番色
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