スペイン旅行で出向いた、アンダルシア地方マラガにあるミハスという村。
小さな村で、主要な場所は1~2時間あれば歩いて回れるような規模です。
1950年代にミハス観光が流行して以降、観光業を主な生業にしている村ですが、観光地化する前は農業と漁業が主な生業だったようです。
海外からの移住者も多くて、意外とグローバルな村!
小さいながらも魅力がぎゅっと凝縮されていて、とても思い出に残っている場所なので、見どころお勧めスポットをまとめました。
真っ白な街並み
- 何でもこの土地、日照日数が年間300日超え、5月から10月まで猛暑が続くそう!(1年間のうち半年は夏バテとの闘い…!!)
- 光の反射させ日差しを和らげる目的で、真っ白な住居群になりました。
- 統一感のある美しい街並みが映えます◎
- 路地に入ると、どこもこんな感じの景色
- どこもかしこも真っ白だけれど、看板や住宅のガーデニングに個性が表れていて素敵
- 教会までも真っ白
- 本当に可愛い村
サンセバスチャン教会
闘牛場 Plaza de Toros de Mijas
- スペインには闘牛場が340カ所ほどあり(諸説あり)、その中でも一番小さな闘牛場がここ。
- 村の人たちの強い願いにより、1900年につくられる
- かつて、日本人のマタドールも活躍していたそうです(小さい闘牛場であれば、日本人にもチャンスがある…!)
- コンパクトな可愛らしい闘牛場
- ミハスの人々、闘牛大好き
- 所々にお牛さんとお馬さんがいます
- 昨今、動物愛護の観点で闘牛の撲滅運動が起きているようですが、伝統文化をただ単に「野蛮、排除しなきゃ」と考えるのではなくて、伝統文化の背景を深く理解しようとする姿勢も大事だと思いました
- マタドールのお衣裳も発見。美しい!!!
ミハス現代美術センター CAC Mijas (Centro de Arte Contemporáneo)
- 超隠れ優良美術館
- 2013年に開館したばかりの出来立てほやほや
- 個人邸宅をそのまま美術館にしたようなアットホームな雰囲気がこの村にぴったり
- スペインの宝物、ピカソ、ダリやミロ等の作品を常設で700点ほど展示
- ピカソ陶器のコレクションに関しては、パリのピカソ美術館に次ぐ、世界2番目の所蔵数の多さ(ミハス、侮れません)
- 名画や大型作品等の派手さはないものの、小さいサイズを中心に巨匠の貴重な絵画がゆ~~っくり鑑賞できます
- まさかまさか、こんなに小さな村でスペインの名だたる画家の絵画をゆっくり間近で観られるなんて夢のよう
- 現代アートの販売も行ってました
- 観光業を潤わせたい、と言う気合も感じる美術館
地区教会(Iglesia Inmaculada Concepción)と広場
噴水の背後にあるのがカトリックの地区教会
- 16世紀に建設
- イスラム時代のモスクの城跡が基礎になっている為、村中真っ白だけれど、この教会は例外
リズミカルなタイルアートが可愛い。
- 地元民の公園?健康器具?的な物が置いてある広場
- 場所が違えば、置かれる遊具も違います
- 因みに、猛暑につき正午の広場では誰も遊んでいなかった
展望台 Mirador
- 気持ち良い絶景のフォトスポット
- 海の向こうはモロッコ
- なんだか夢があるなぁ
- 真下を見下ろすと、富裕層のプール付き別荘だらけ
- セレブ御用達エリアでした
ナッツ屋さんの可愛い看板おじさん
- 丁度、車が停まる村の入口にいる、ガイドブックに載っている、名物ナッツ売りおじさん
- ディズニーランドでミッキーに会えたような幸せな気分に
- 優しくて陽気でハッピーオーラ全開、しかも写真も承諾してくれた
- 3つで5ユーロの美味しいナッツ(破格!観光地でぼったくってやろう的な感じはゼロ)
- ミハスへ行ったら是非買ってください(メゾンオルキデはおじさんを応援しております)
地元民御用達のスーパー Supermercados Dia
- ミハス中、お土産屋さんと飲食店が殆どだけれど、地元民の日常生活がわかりやすいスーパー
- スペイン人たち、やっぱり生ハム大好き
陶磁器屋さん Exposición Artesanía de España
以前記事にしたので詳しくは割愛しますが、本当に可愛い、もう一度行きたいお店です。
主に観光業が経済の中心となっているようなので、コロナの影響が心配…。どうなっているのでしょう。
高台にあって風景が抜群に綺麗、気持ちが浄化されるような素敵な村。
コロナが落ち着いたら、いつかもう一度訪れたい場所です。
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