電子書籍の普及が、遂に手芸業界にも…!
私の大好きな「毛糸だま」も、少し前から電子書籍化しましたが、先月号までは、紙媒体の雑誌を購入していました。
だって、電子書籍が発売されるタイミングが、紙媒体のものより遅いんだもの…、そんなに待ちきれないよ…、と。
ただ、最近、また身の回りを整理整頓する中で、物を少なくしたくて、今回は待ちに待って、電子書籍バージョンを購入!待って良かった、こっちの方が、全然手軽に見られるし、嵩張らないし、経年劣化もしないものね。
型紙付の洋裁本は書籍化するのは無理があるかもしれないけれど、手芸本も、どんどん電子書籍化してほしいです。…って思うなら、紙の雑誌よりも電子書籍を買って、ミクロレベルでも売り上げに貢献した方がいいよね。うん、長いこと待って電子書籍を買って良かった。うんうん。(って思うことにします)
今回の特集はアランニット。
再三申し上げている通り、私はアランニットが大好きで、なんなら真冬のコーディネートはほぼアランニットとロングスカートかデニムが多いです。
P 16に掲載されているダブルボタンのジャケットが、今回の特集で一番好みでした。他も、目新しさは無いものの、良い意味で本当に定番な素敵な編み柄ばかり♡
表紙のモデルの女の子が持っているバスケットも可愛いな。冬のカゴバッグというのもとっても素敵。正直、服が傷むのが怖くて、私自身、カゴバッグって持たないのですが、こういう写真を見ると憧れます。
そして、世界手芸紀行は「サーミの手仕事」
「サーミ」とは、ラップランド(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド北部、ロシアのコラ半島)に暮らす先住民を指すとのこと。
写真のトナカイ達が凛としていてかっこいいです。
そして、サーミの工芸品は「ドゥオッジ」と呼ばれるそう。
トナカイはサーミの衣食住に必要不可欠、白樺も身の回りの日用品を作るのに必要不可欠。彼らにとって身近なもの達を大事に有効に付き合いながら、生活しています。特集では、サーミの女性が作る錫糸刺繍も紹介されていました。
ここまで自分の周りの環境が異なると、神々しく思えてくるなぁ。写真の真っ白なトナカイとか、神様みたいだもの。
毎号ですが、世界手芸紀行を読むと、真の豊かさを考えさせられます。
そして、こんな極寒の中でも気高く生きている人達もいるのだから、寒さに弱すぎる私、毎日寒い寒いと泣き言ばかり言ってられないです。今年最後の1ヶ月も頑張るよ。
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