広告

「日本服飾文化史」はじめてのエニタイムスクーリング

広告

日本女子大の通信を卒業しようと思うと、スクーリングが必須になるのですが、正社員で働いていると、とてもとても1週間連続のスクーリングに通うのが難しい。(有給必須)

世間一般的に、有給の理由を確認するのはパワハラに該当するってコンプラ研修では言われるけれど、同僚はそんなことすっかり忘れて、有給中何をするのか聞いてくるし、聞かれた時に答えないと、それはそれで今後の人間関係に支障をきたしそうで怖いし…

そんなこと、小心者の私にはできる訳もなく、そもそも、会社員の私は全く服飾が好きそうなキャラではないし、職場の人に通信大学へ行っているなんて言ったら、あっという間に噂になって揶揄われそうだし、適当な嘘をついても後々辻褄が合わなくなりそうだし、通信大学への入学を決めた時から、極力仕事に影響のないように…なんて考えてしまう。(こういうところがダメなんだよなぁ…とつくづく。)

そんな経緯で?遠隔授業でスクーリングを受けましたエニタイムスクーリングと呼ばれているものです。

「日本服飾文化史」という、ワクワクするような講座名。(スクーリングは追加で講座料が1万円かかりました。年間授業料とは別料金。)

6月から始まって、毎週オンデマンドの授業を3講座ずつ自習、各講座に対しての小課題や問題が出され、インターネット上で提出。これが5週間続いて、最後の講座から1週間半後、興味を持ったテーマを各自選択してレポートを作成・提出。

スクーリングでありながら、いつ課題に取り組んでも良いなんて。なんて社会人に優しい授業なのでしょう。

先週、単位が取れてることが確認できました。良かった良かった。

思っていた内容と異なる部分も多かったけれど、歴史や文化が好きなので、自分の中では貪欲に取組めました。

大人になってからの仕事以外での勉強って楽しすぎる。

 

 

そして思い出したのが、私が日本の服飾文化が美しいな、お洒落で素敵だな、って心底感じたのは、間違いなく大和和紀さんの作品の影響。

「あさきゆめみし」のような繊細な十二単も好きだし、
「はいからさんが通る」のような大正ロマンを感じるファッションも好きだし、
ワクワクしながら授業に臨んだところ、初っ端の課題が「土偶」で笑ってしまった。
そして「源氏物語絵巻」に出てくる装いは、源氏物語が発表された時代の100年程後だった、ってこともこの授業で知って驚きました。

後は、世の中、思ったよりもネット上でタダで調べられることって多いんだな…ってことも思いました。

正倉院に貯蔵されている宝物ってHPで検索できるんだ、とか。笑
しかも1点ずつに説明解説があるんですよ。
面白すぎませんか。
とっても可愛いけれど、とっても履きにくそうなお靴とかありました。
じっくりネットサーフィンしてしまうから、課題が終わらなくて大変大変。

江戸時代の町人の服飾文化や、明治~大正時代にかけての洋装の文化のあたりは、何度見ても面白い。自分の国がもっと魅力的に見える、素敵な講座。

課題提出日の翌日くらいには先生から全体に向けてのフィードバックがオンライン上の掲示板に載っていて、毎回の優しいお言葉やアドバイスが励みになりました。

さ、他の科目も夏にかけて本腰を入れて頑張らねば。

 

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました