大昔にこの記事で紹介した、このショールの色違いちゃんを制作しました。
学生時代の思い出が詰まったショール
前の記事でも少し紹介したのですが、今回改めて画像を整理したら、当時の制作過程のものを見つけました。
サンキという手芸店で購入した、格安の毛糸。
最初は1列6モチーフで編んでいました。
毛糸が余っている&ショールの幅が足りないことに気づき、各列2模様ずつ追加することに…。
全てが懐かしいです。
当時はまだ学生だったので、
ウール100%の毛糸が良いな…
なるべく安い毛糸を…
なんて思いながら
アルバイト代で買った毛糸で作りました。
今よりもお金は無かったけれど、好きな事に使える時間は今よりもたっぷりあって。その時々で悩みはあったけれど、思い返すと楽しい時間だったな…。
それに、このショールを作った時は、まだ祖母が元気で生きていて(私の祖母は洋裁も編み物もとても得意で、私は殆どのことは祖母から教わった)、すごく褒めてくれたんだったな…。(これ以上思い出すと涙が出てきてしまいそう。)
それから長いこと、
ダークカラーの同じショールが欲しいなぁ…
なんて衣替えの時期になると思いながらも、ずっと後回しにしていました。
そして、このショールの存在を完全に忘れていた9月のまだ暑い時期。
仕事休憩中に会社から脱走してパフェを食べていた時に、何故かiPhoneのアルバムのFor Youでこのショールの画像が流れ出しましてね。
その時に、
うん、今年こそ絶対編もう…!
と決意しました。
リバイバル!ネイビーの新作大判ショール
1列8つのモチーフを33段、264個のモチーフを編みました。
ホワイトのショールは1列8つのモチーフを30段で仕上げたので、今回のショールの方が、若干長めの仕上がりです。(特に意味は無く、毛糸が余っていたので、あるだけ長くしました。)
私の感覚的に、1列8つで、大体27段以上は編まないと、
なんだか短く感じて、バランスが悪いな…
ってラインです。
泥臭く、1モチーフずつ丁寧に編んでいきます。
旅行の移動中や、仕事帰りにカフェで考え事をしながら編物をすることが多いので、モチーフは3つのパーツに分けて編んで(持ち運びやすさ重視)、最後につなぎ合わせました。
↑の状態のものを、水通しをして軽くアイロンで整えると、↓のようになります。
編み終わったときは
あっ短かったかな
と思うのですが、綺麗に整えると、丁度良い長さになるんだよね。
アイロンを当てる時の拘りとしては、とにかく低温でかけること!
そして、メッシュの当て布だと、なんとなくアイロンの滑りが悪いので、ハンカチを当て布代わりに使うことが多いです。
薄い色の毛糸だと、当て布すらしない時もあるのですが、今回は直接アイロンを当てると確実にテカると思ったので、当て布をしました。(※本来は当て布をするのが正かと。自己責任でお願いします。)
双子になりました。
いくつになっても、好きなものって同じだなぁ…、とつくづく思います。
仕様した毛糸
毛糸ピエロ 手織りノート[3]
- 2本取、合計6コーン使用
- 使用した編み針:かぎ針2号
事前に玉巻き器で巻き直してから、編み始めました。ネットで注文して、届いたら思ったよりも細かったんです。捻りの弱い、柔らかい風合いの毛糸なので、耐久性も考えて、2本取にしました。
編み図
モチーフ全ての糸始末が必要となると、かなりのエネルギーが必要なのですが、この編み図だと、糸を切らないで連続で編めるんです。早く編めるし、毛糸のロスも少なくなるし、この編み方を考えた人、天才過ぎます。
制作記録
制作記録をYouTubeにUPしています。
コメント