懐かしい想い出話です。
私は無宗教(家系的には仏教)なのですが、教会の空間はなんとも不思議な魅力があって、ヨーロッパへ旅行へ行った時の大きな楽しみの一つです。
この、チェコの都心部からやや離れたクトナー・ホラという地域にある教会はどれも見応えが抜群で、今までの旅の中でも、本当に感動しました。
今日紹介する、ナームニェーチの聖母マリア教会は、
ここ、天国みたいだなぁ
って、心がふわ〜っと解放されるような気持ちになった教会。
豪華絢爛さはあまり感じられないかもしれないけれど、明るくて、光が柔らかく入ってきて、クリーム色の壁面が優しくて。
なんだかわからないけれど、守られているような感覚になって。
ガラガラでした。映画の撮影ができそうだなぁ。
そして古い。歴史が深い。
宗教画も見応えがあります!!
教会の美術って素晴らしい。
当時は階段を登って、屋根裏のような場所へも入ることができました。
ここで一つ、チェコあるあるなのが、
建物が古過ぎて、結構な高さでも階段でしか登れない
ってことです。
しかも、大体大きくはない螺旋階段を、くるくるくるくる淡々と登ります。
そして、息切れしながら観光客同士でほほ笑み合う…。
なんだろう、このピースフルな一体感は。
チェコにいた7日間くらい、こんな螺旋階段を昇り降りしまくっていたら、3日目あたりから足が慣れてきました。笑
こういう空間、ワクワクしますね。
地域の子供たちが描いた教会の絵が展示されていました。
都市部で観光客しか来ないのではないか、というような教会とは違って、こういう地域に根付いているような光景を見ると、なんだか安心します。
この優しい教会、当時の建設当時の技術では最先端で、奥行きも高さも、これだけの大きさで建てるには相当な技術が必要だったようです。そして、この街も、昔は鉱山の産業が盛んで、プラハに並ぶほどの大都市だったのだとか。
私はクトナ・ホラ全体の、のどかな今の雰囲気が好きで、PC1台でお仕事出来るなら、こんなところでノマド生活をしたいなぁ…、なんて思いました。
コメント
チェコ…いつか行ってみたいなぁ。
私も、もう一度チェコに行きたいです!