王宮家具博物館
ウィーンの超穴場博物館(だと思っている)
王宮家具博物館。
王宮から離れた場所にあって、かなり人も少ない。
観光ツアーなどでは、まず行かないのでは?と思います。
そんなの博物館は主に家具、インテリアが
ハプスブルク家の時代から近代までぎっしり展示されています。
ちょっと面白くてね。
そう、館内を歩いていると展示しきれない家具が丸見えで
半分保管庫と化しているのです。笑
あまり観光客も来ないので、こんな感じなのでしょうか…。笑
エリザベートの体重計
隅から隅まで見てみるとかなり面白いのですが
私が一番見たかったのは、エリザベートの体重計。
(宝塚のエリザベートが好きで…。)
昔の体重計ってこんな感じだったのですね。
沢山使い込んだのでしょう。
体重計の塗装が剝がれてしまっています。
エリザベートは身長172cmで
45~47kg、ウエスト50cmを保っていた美貌の王妃。
姉にかわり、皇后のとなるための教育を受けないままに
オーストリアに嫁いでしまった故、
王宮での生活に馴染めず、美容に執着し、最終的に精神を病んでしまう…。
宝塚や帝劇でお馴染みの、私も大好きなミュージカルですが
オーストリアで実際に彼女の生きた軌跡を見ると
ちょっとショッキングでもあります。
エリザベート関連の展示、諸々
体重計の近くには沢山の写真が飾られています。
ニッコリ笑顔、というより、凛とした表情の写真が多いな。
因みに、エリザベートは歳を取って老い始めてからは写真を嫌っていたため
あまり写真が残っていないようです。
やっぱり、マリーアントワネット等と違って
写真に残っている、というのが、これまたリアリティがありますね。
しかし、館内は空いている…。(終始、ほぼ貸し切り状態)
エリザベートやフランツの愛用品もちらほら。
エリザベートと言えば扇子と日傘。
(ミュージカルでお馴染みの黒レースの扇子は王宮のシシィ博物館で見られます。)
映画「シシィ」関連の展示
エリザベートを映画化した作品の舞台セットも展示されていました。
この映画、観たことは無いのですが
何だか味がありそうな古き良き時代の映画って感じです。
この時代の映画のポスターって、フォントも含めて可愛い。
ネグリジェのお衣裳がとっても可愛いです♡
この王宮家具博物館は
ウィーンの王宮関連の博物館で、数少ない写真撮影OKな場所。
1~2時間あればささっと回れます。
ウィーンを訪れた際、エリザベートファンの方、お時間のある方は是非。
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